ISO規格取得コンサルをうたっているOMISOですが、その目的・ゴールは「ISO取得」ではありません。
ISOを取得できる環境づくりや品質管理を、従業員が継続的かつ自発的に実施できる仕組みづくりを行うことで、企業活動の円滑化を計ることが目的です。
（ISOの取得は、ひとつの結果でしかないのです。）

そもそも、なぜ私たちがOMISOというサービスをスタートさせようと思ったのか？
それは、過去自分たち自身の組織運営が上手くいかなかった悩みを、このノウハウを実施することで劇的に改善することが出来たからです。

当時、水産加工工場を運営する私たちの現場は、生産性も中々上がらず雰囲気もあまり良いと言えるものではありませんでした。このままでは良くないと色々な改善を試みましたが、中々上手くいかない日々が続きました。
そんな中で、OMISOのノウハウとなる「自走する組織づくり」に行きついたのです。

適切な権限委譲や責任範囲の明確化などを行い「主体性」「自立」「自走」を意識した組織づくりをすることで、自然と互いが尊重し合える関係性が生まれ、明るく笑顔のあふれる生産的な風土へと大きく雰囲気が変わったことに、とにかく驚きました。

もちろん、企業の仕組みを変えるのですから思わぬ結果を招くことも沢山ありました。
今までと違うやり方に不満や反発が起き、長く勤めていた従業員であっても考え方が異なる人は離れていってしまいました。

しかしそれは、裏を返せば愚痴ばかりの人や後ろ向きな人たちはいなくなり、前向きに取り組む人を全力でサポートするということでした。
前向きな取り組みを評価する制度を整えることで、働く従業員一人ひとりが自分の仕事の役割を正確に認識し、結果的に責任を持って仕事に取り組む良いチームへと成長することが出来たのです。