今泉様(職人上がりの製造部長)
OMISOのミソで私は味変
自分の周知不足
伝える側の責任
いろんな角度からのアプローチ
技術教室
生産量UP50から100へ
現場に任せる 自立を促す 自走する現場 目標達成へ
今泉様(職人上がりの製造部長)
OMISOのミソで私は味変
自分の周知不足
伝える側の責任
いろんな角度からのアプローチ
技術教室
生産量UP50から100へ
現場に任せる 自立を促す 自走する現場 目標達成へ
品質管理をしていく上で
管理職として自分の課題となったことを教えてください。
~必死になればなるほど空回り~
当時、私たちの会社は、4.5人だった社員が一気に15人になり、社員のほとんどが新人という状態でした。
そんな中で、製造部長だった私は、職人気質で、自分の技術と常識に絶対の自信があり、部下との間で仕事に対する温度差を感じ、不満を募らせていました。
自分が教えたとおりにできない部下、昨日教えたことを今日もまた教えなければならない成長しない部下に苛立ち、部下からも「じゃあ、自分でやれよ」と言われる始末。
自分は誰よりも仕事に熱心に取り組んでいるだけなのに、必死になればなるほど、周りとの溝は深まるばかりで、とうとう私は降格となりました。
課題をどのように乗り越えてきましたか?
最初は、自分についてこない周りが冷たいのだと感じ、プライドに任せるようにただただ包丁を研いでいました。
その内、社内投票(アンケート)でいい評価を受け、実は認められているのだと知ることができ、周りは敵ではないのだと感じられるようになりました。
そして、新工場長にも評価され主任に。会社が大きくなっていけばいくほどみんなで作っていく姿勢、自分の価値観をおしつけてはだめなのだと気づくことができました。
「技術的なことはすぐにはできない」そのことを伝える側が理解していないと失敗します。
私は、みんなに自分の仕事にプライドを持ってもらえるように、様々な伝え方をするようになりました。自分ではうまくいかない時には、他の人に頼むこともしました。
今では、週末に、技術教室も開いています。その甲斐あってか生産性も倍に上がりました。
現在、どのような考え、目標をもって、
品質向上を目指すチームづくりを行っていますか?
今がベストではないと思って取り組んでいます。
常にもっといいものができるのではないか、いい方法があるのではないかと考えています。
私は、褒めることが下手で、褒めると気持ち悪がられます。だから、認める、頼ることを心がけています。
私は、現場にいなくてもいい人になりたいです。
自分がいなくても、社員一人ひとりが自分の仕事にプライドを持って取り組む自走し続ける現場が目標です。